賃貸保険ダイレクトは、借用戸室※1に収容される被保険者所有の家財が火災等により損傷した場合に家財保険金をお支払いします。
1借用戸室:インターネット画面※2に表示された借用戸室をいいます。
2インターネット画面:締結された保険契約の内容につき、電磁的記録をもって作成した事項が表示された保険契約者専用の画面をいいます。
下記「保険金をお支払いする場合」の事故による損害について、再取得価額※1を基準として算出した損害の額を、1事故につき保険金額(一事故支払限度額)1,000万円を限度※2として、家財保険金をお支払いします。
ただし、1事故につき、家財、預貯金証書の盗難については200万円、現金の盗難については20万円が限度となります。
1損害が生じた地および時における保険の対象と同一の質、用途、規模、型、能力のものを再取得するのに要する額をいいます。
2残存物取片づけ費用保険金および修理費用保険金を含みます。
火災
落雷
破裂・爆発
建物外部からの物体の落下・飛来・衝突・倒壊
給排水設備の事故
他戸室での事故による水濡れ
騒乱・労働争議等
盗難
風災
雹災
雪災
ストーブの消し忘れで、近くにあった毛布に引火し、毛布とカーペットが焼け焦げてしまった。
自宅に雷が落ち、パソコン、テレビ、電子レンジが故障した。
上の階の洗濯機のホースが外れて自分の部屋に漏水、テレビやオーディオ機器に水が入り故障してしまった。
家族旅行で留守にしている間に、空き巣の被害に遭い、パソコン、タブレットと現金20万円を盗まれてしまった。
① 保険契約者、被保険者またはこれらの者の法定代理人の故意もしくは重大な過失または法令違反
② ①に該当する者以外の者が保険金の全部または一部を受け取るべき場合においては、その者またはその者の法定代理人の故意、重大な過失または法令違反。ただし、他の者が受け取るべき金額については除きます。
③ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴動
④ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
⑤ 核燃料物質もしくは核燃料物質によって汚染された物の放射性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
地震によってストーブが倒れ火事が起きてしまった。(通常の火災はお支払いの対象ですが、原因が地震の場合は補償されません。)
落雷によってパソコンが故障し、データが壊れてしまった。
(パソコン本体の損害はお支払いの対象ですが、データの破損に関しては補償の対象になりません。)
大雨で河川が氾濫する水災がおき、床上浸水し、カーペットやソファー、食器棚などが汚損した。(台風、暴風雨、豪雨等による洪水・融雪洪水・高潮・土砂崩れ等の水災によって生じた損害については補償されません。)
建物の経年劣化による雨漏りによって室内の布団やカーペットが汚損した。(自然劣化等による雨漏りによる損害、強風等による建物またはその開口部の破損を伴わない損害は補償されません。)
室内で子供が走り回っていて、誤ってテレビにぶつかり液晶画面を破損させてしまった。(火災、落雷、盗難等、「保険金をお支払いする場合」に列挙された事故以外の事故、例えば単なる破損・汚損は補償されません。)
被保険者の範囲は以下のとおりです。
①インターネット画面に
表示された家財補償の被保険者
②借用戸室に①の
被保険者と同居している方
保険の対象は、インターネット画面に表示された借用戸室に
収容される被保険者所有の家財とします。
ただし、次に掲げるものは、借用戸室に収容されていたものとみなします。
①エアコンの室外機
②借用戸室に付属する
洗濯機置場の洗濯機
インターネット画面に表示された借用戸室およびこれに
付属する物置、車庫その他の付属建物をいいます。
次のものは保険の対象となりません。
自動車、自動三輪車、自動二輪車および原動機付自転車
現金、印紙、切手、電子マネー、有価証券、預貯金証書その他これらに類する物(ただし、現金および預貯金証書は、盗難の場合に限り補償の対象となります。)
クレジットカード、ローンカードその他これらに類する物
テープ、カード、ディスク、ドラム等のコンピュータ用の記録媒体に記録されているプログラム、データその他これらに類する物
貴金属、時計、カメラ、楽器、バッグ、宝玉および宝石ならびに書画、骨董、彫刻物その他の美術品で、1個または1組の価額が30万円を超えるもの
稿本、設計書、図案、証書、帳簿その他これらに類する物
動物および植物
賃貸保険ダイレクトは、借用戸室の広さ・面積によって保険料が決まります。
借用戸室の広さ・面積を確認される場合は、賃貸借契約書をご確認ください。下記例は、国土交通省 「賃貸住宅標準契約書」です。こちらを基に各不動産会社は契約書を作成しておりますが、構成が違うこともありますのでご注意ください。
参考 国土交通省 「賃貸住宅標準契約書」(改訂版)
この保険では、同居人が増えた場合や、高額な家財を購入した場合などに備え、すべてのご契約について、保険金の一事故支払限度額を一律1,000万円としています。一方、お支払いいただく保険料は、借用戸室の面積の区分ごとの、標準的な家財の価額を基準として算定しています。実際の家財の額が1,000万円を下回っていても、保険料の無駄払いは生じません。